皆さん、こんにちは！
フリーランスの にしすん です。
国民的マンガ【ワンピース】
第3話（第1巻収録）の個人的感想です。
※ネタバレを十分に含みます。
※あくまでも個人的に感じたことを書いただけなので、的外れな意見もあるかもしれませんが、どうぞご容赦ください（笑）
【ワンピース】第3話の感想
世界中で人気を誇る、国民的マンガの1つである【ワンピース】
第1巻に収録される、注目の“第3話”！
サブタイトルは
“海賊狩りのゾロ”登場
言葉通り、ゾロが初登場します。
ルフィとゾロの運命的な出会いが、この“第3話”にあります。
ゾロとはどのような人物なのか？
知っての通り、約束は必ず守り通す、めちゃくちゃ良い奴です。
漢の中の漢です。
改めて、そう思いました。
海の上――
第2話でアルビダを倒したルフィは、コビーと小船に乗りながら、海軍基地の町を目指しています。
コビーはそこで、海軍に入ろうと思っているんですね。
そしてルフィの目当ては、海軍に捕まっているという“賞金稼ぎのゾロ”。
いい奴だったら、仲間にしようと考えています。
悪い奴だから捕まってるんですよ！！と必死にツッコむコビー（笑）
海軍基地の町――
2人は、すんなりと、目的の海軍基地の町に着きます。
ちゃんと目的地に辿り着けたことに感心するルフィ。
毎度漂流してたら海賊になんかなれない、せめて航海士を仲間にすれば、とコビー。
コビーの言葉をほぼ無視するルフィ（笑）
とあるレストラン――
お腹が空いたルフィとコビーは、レストランへ。
この町でコビーとはお別れだな、立派な海兵になれよ、とルフィ。
敵同士だけど、立派な海賊になってください、とコビー。（早くも泣いてる）
そして、会話の中で何気なく、ルフィが「ゾロ」の名を口にすると、
レストランのお客さん全員が、ビックリ仰天。
テーブルや料理は吹っ飛ばされ、みんな揃いも揃って壁際でビクビクしています。
ナイスリアクションです。
ゾロの名は禁句みたいです。
そして、何気なく、コビーが「モーガン大佐」の名を口にすると、、、
またもやお客さん全員、ビックリ仰天。
テーブルや料理は吹っ飛ばされ、みんなスッ転んでいます。
リアクション芸人の鑑です。
モーガン大佐とは、海軍支部の大佐です。
つまり、民衆の味方であるはずです。
にもかかわらずモーガンの名に怯えていたお客さんの様子が気になるコビー。
ルフィはもちろん、何も気にしていません（笑）
ボケのルフィ、ツッコミのコビー。とても良い関係ですね。
海軍基地――
そんなこんなで、2人は海軍基地の目の前へ。
基地は塀で囲まれていますが、よじ登って覗いてみると、、、
黒い手ぬぐいに腹まき。
ものすごい迫力のゾロが、縄で縛りつけられています。
気づいたゾロは、この縄をほどいてくれないか？と喋りかけます。
礼はする、その辺の賞金首を倒して、くれてやる、と。
そして、注目したいのが、この言葉。
「ウソは言わねぇ 約束は守る」
縄をほどいた瞬間、殺しにかかってくるんじゃないか、とコビーも心配していますが、
この言葉には妙な説得力が漂います。
そこに、小さな女の子が登場。
ハシゴをかけて塀を越え、ゾロのもとにやって来ます。
なんと女の子は、ゾロのために一生懸命おにぎりを作ってきたんです。
しかしゾロは、ハラはへってない！はやく消えろ！いらねぇ！踏み殺すぞ！などと、最悪な対応をします。
「ここにいちゃ危険だ」「女の子の安全確保が第一だ」というゾロなりの優しさですね。
口は悪いけど（笑）
しかし、この男がやって来てしまいます。
海軍大佐モーガンの息子、ヘルメッポ。
（今では改心し、海軍本部少佐にまで昇りつめ、コビーとともに頑張っていますね）
とても偉そうに歩いてきて、女の子が作ったおにぎりを横取りします。
しかし、おにぎりには、塩ではなくて砂糖が入っており、すぐに吐き出します。
こんなもの食べられるか！と、地面に落としたおにぎりを、足で何度も踏みつけます。
ひどすぎます。
そしてヘルメッポは、女の子を塀の外へ投げ捨てるよう、部下に命令します。
戸惑う部下ですが、モーガン大佐の息子であるヘルメッポには逆らえず、やむなく投げ飛ばします。
塀の外へ投げ飛ばされた女の子を、ガッチリとキャッチするルフィ。さすがです。
ヘルメッポが去った後、ルフィはゾロに近寄ります。
一緒に海賊になる仲間を探している、とルフィ。
しかし、評判が悪いゾロのことを、まだ誘うつもりはないようです。
一方ゾロも、海賊なんて眼中にない様子です。
ゾロにも、絶対に成し遂げたいことがあり、そのために、何が何でも生き延びるとのこと。
1ヵ月間縛られたままでいられたら、逃がしてもらえると、ヘルメッポと約束したそうです。
と、ここで、ゾロの本当の性格が。
「それ… とってくれねェか」
ヘルメッポに踏みつけられた、女の子のおにぎりを取ってくれと、ルフィに頼むゾロ。
もうおにぎりじゃなくて、ドロのかたまりだとルフィは言いますが、落ちてるのを全部食べると言うゾロ。
涙を浮かべ、すごい表情で、なんとか食べきります。想像のつかない味がしたのでしょう。
それでも、ゾロ。
あの女の子に伝えてくれないか？とルフィに頼みます。
「うまかった」
「ごちそうさまでした」…ってよ
カッコいい！そして優しい！
女の子の気持ちを考えたのでしょう。
どんなに泥まみれでも、小さな女の子がゾロのために一生懸命作ってくれたもの。
絶対に食べて、お礼を伝える。
ゾロは、そういう漢です！！
この瞬間、ルフィはゾロを気に入ったに違いありませんね！
町の中に戻り――
ルフィは、ゾロがおにぎりを1つ残らず食べていたことを、女の子に伝えます。
女の子も喜んでいます。
よかった！
そして女の子は、ゾロは悪人ではないと言います。
ゾロは何も悪いことはしていない。女の子を守るために、ヘルメッポのペットの狼を斬り、そして捕まったんだと。
本当に悪いのは、モーガン親子だと言います。
少しでも逆らうと、すぐに死刑になるそうです。
こわすぎます。
すると、偉そうに歩いてくるヘルメッポ（笑）
町の人達は皆、地に頭をつけ、ヘルメッポの通り道を空けています。
そして、3日後にゾロの公開処刑をする、と言うヘルメッポ。
ルフィはすかさず、「1ヵ月の約束はどうした！」と尋ねます。
そんなのギャグに決まってる。本気にする奴もバカだ、と変な顔で笑うヘルメッポ。
ルフィの大っ嫌いなタイプですね。
すぐにぶん殴ってしまいます。
なんだか、ルフィが天竜人を殴ったシーンを思い出します（笑）
コビーは、ルフィを制止しようとしています。
そしてルフィ：
「決めたぞコビー！！」
「…おれは ゾロを仲間に引き込む！！！」
第4話に続く。。。
まとめ “海賊狩りのゾロ”登場
いかがでしたか？
【ワンピース】第3話の個人的感想でした。
ゾロの人間性が分かる1話でしたね。
泥まみれのおにぎりを食べるシーンは、何度見てもカッコいいです。
ルフィとゾロの関係は、ここから始まります。
とても好戦的な2人ですが、お互いのことを認め合っている感じが、何とも言えないですよね！
さて、次の第4話では、いよいよ“斧手のモーガン”が登場します。