皆さん、こんにちは!
フリーランスの にしすん です。
当ページでは、「自分に合う枕の選び方」「良い枕のポイント」「枕の代表的な素材」について、簡単にご紹介しています。
「自分に合った高さの枕」を見つけたい方
「良い枕のポイント」を知りたい方
「枕の素材ってどんなものがあるの?」という方
最近、テレビやSNSなんかで、「枕」に関する特集をよく見かけますね!
ぜひ、当ページを参考にして、「自分に合った枕」を探してみてください!
はじめに
皆さんは、普段枕を使って寝ていますか?
「使ってない!」「タオルを枕がわりにしている!」ような方もいれば、
「超こだわったオーダー枕を使ってます!」というような方もいるかもしれません。
1番多いのは、「特に気にすることなく、何気なく枕を使って寝ている」方でしょうか。
私もそのうちの1人です。
しかし、最近、枕に関する悪い噂をよく耳にするようになりました。
「自分に合っていない枕を使っていると、快適に眠れない」だけならまだ分かりますが、それ以上に悪いことがあるみたいなんです。
ご存知の方も多いかもしれませんが、自分に合っていない枕を使っていると、こんな悪影響があるそうです。
- 猫背になる
- 肩こり・首こりが生じる
- 頭痛が生じる
- いびきが生じる
- 二重アゴになる
自分に合っていない枕を使っているだけで、こんなに多くの問題が生じる可能性があるなんて、恐ろしくないですか?
食べ過ぎならまだしも、枕のせいで二重アゴになんてなりたくないですよね?
ということで、自分に合った枕をゲットできるよう、「正しい枕の選び方」を学んでおきましょう。
さらに、「枕の素材」に関する知識をもち、複数枚の枕を所持していれば、眠れないときに別の枕にチェンジしたり、季節ごとに枕を使いわけたりできるようになります。
自分に合う枕の選び方 ~大切なのは「高さ」~
さて、「自分に合った枕」とは、いったいどのような枕のことをいうのでしょうか?
1番のポイントは、「枕の高さ」です。
ちょうどいい高さの枕こそが、「自分に合った枕」と言っても過言ではありません!
では、“ちょうどいい高さ”の枕について、かんたんにご説明します。
私たち人間にとって、最も自然な「寝る時の体勢(仰向け時)」って、どんなものか分かりますか?
それは、いわゆる正しい姿勢(最も背骨に負担がかからない姿勢)で立ち、そのまま横になった体勢です。
しかし、想像してみると分かりやすいですが、「首から頭にかけて」と「布団」の間に隙間ができてしまいますよね?
力を入れていればその状態をキープできますが、力を抜いてしまうと、もはや「正しい立ち姿勢のまま横になった状態」ではなくなります。
では、どうすればいいでしょうか?
「首から頭にかけて」と「布団」の間の隙間を埋めればいいんです。
つまり、この隙間を「枕の高さ」にすればいいんです!
枕に頭をのせると、多少沈み込みますね?
そのときの頭の位置が、腰の位置より3cmくらい高いのがベストだと言われています。
もちろん個人差はありますが、枕にのせた頭の位置が、腰の位置の3cm程度上にあるかどうか、チェックしてみてください。
頭の位置が、腰の位置より8cmも10cmも高いのであれば、枕の高さが高すぎることになります。
逆に、頭の位置が腰の位置と変わらないのであれば、もうちょっと高さのある枕にしたほうがいいでしょう。
もちろん、ベッドの硬さも関係してきます。
柔らかめのベッドであれば、お尻・腰や背中のあたりが沈み込むので、頭の高さを腰の高さの3cm程度上に調整するために、低めの枕を選ぶといいでしょう。
硬めのベッドであれば、比較的、お尻・腰や背中のあたりが沈み込まないので、頭の高さを腰の高さの3cm程度上にするために、やや高さのある枕を選ぶといいですね。
そうすることで、「正しい姿勢で立ち、そのまま横になった体勢」で寝ることができます。
良い枕のポイント
①通気性などが優れている
“通気性”・“吸湿性”・“放湿性”に優れた枕を選ぶようにしましょう。
熱がこもり、頭の温度が上がると、脳機能が低下します。
よって、ぐっすりと眠ることができにくくなります。
最近は、接触冷感(触ると冷たく感じるヤツです)の枕カバーなども流行していますが、枕本体の通気性なども大事です。
熱がこもりにくいものを探すようにしましょう!
②寝返りができる
寝返りが多い人少ない人がいると思いますが、寝返りは悪いことではありません。
むしろ、人間の体における自然の動作です。一晩に2・30回の寝返りをするのが普通だそうです。
- 血液やリンパの流れを良くする
- 浅い眠りと深い眠りを切り替えるスイッチ機能
- 体の歪み防止
- 布団の温度・湿度調整
寝返りには、こんな役割があるんですね。
しかし、枕が柔らかすぎて、頭が沈み込みすぎてしまうと、どうでしょうか?
頭が沈み込みすぎているせいで、寝返りができにくくなります。
中身が偏るような枕も、寝返りがしにくくなりますね。
また、枕の幅にも注目しましょう。
あまりにも枕の横幅が狭いと、寝返りができませんね。
少なくとも、肩幅くらいの横幅は確保したいところです。
③匂いや肌触りが気にならない
これは人それぞれの感覚によるものですが、匂いや肌触りが気にならない枕を選ぶようにしましょう。
寝ようとするときに、いちいち枕の匂いや肌触りが気になってしまうと、快適な睡眠などできません。
自分なりの“寝心地の良さ”を重視しましょう。
余談ですが、私の祖母が、高級ウレタン素材の枕を買ったことがありました。(それなりの値段がするヤツです)
店員さんには「洗えば匂いはとれる」と言われていたそうですが、洗っても匂いはとれず、結局匂いが気になってしまい、ほとんど使われることなく私が譲り受けたんです。
私はウレタンの匂いは気になりませんが、確かに苦手な人も多そうな匂いだと思います。
枕を買うときは、必ず匂いを嗅いでみて、問題ないか確認してからレジに持っていくようにすることをオススメします。
代表的な枕の素材
ウレタン(低反発)
昔から人気がある、定番の枕素材です。
ゆっくりと沈み込み、圧力を分散してくれるため、頭部への負担を和らげてくれます。
首や肩の血行促進にも役立ちます。
しかし、頭にフィットしすぎるが故に、寝返りの回数が減ってしまうリスクもあります。
天日干しもNGですし、低反発ウレタン枕の寿命は比較的短いと言われています。
ウレタン(高反発)
近年人気を集め出している、注目の枕素材です。
低反発ウレタンに比べて、高い反発力をもっているので、頭をしっかりと支えてくれます。
寝返りもしやすいです。
硬い枕だと勘違いされやすいですが、それはあくまでも低反発ウレタンと比べたときの話です。
しっかりと沈み込むので、安心してください!
私の1番のオススメ素材は、この高反発ウレタンです。
羽毛
ホテルの枕に使われているイメージが強いでしょうか?
ふわふわの感覚が好きな人もいれば、苦手な人もいるかもしれません。
保湿性・吸湿性・放湿性・通気性にとても優れています。
よって、夏は蒸れにくく、冬は首元を温めてくれます。
羽根が枕から飛び出る、基本的に水洗いNG等のデメリットもあります。
そばがら
古くから枕の素材として使われています。
通気性や放熱性に優れているので、蒸れにくいです。
それなりの弾力性もあるので、頭が沈み込みすぎず、安定感があります。
パイプ
ストローを細かく切ったようなヤツです。
昔は、パイプ枕がとても流行っていたそうです。
通気性が高く、虫やホコリがつく心配もいりません。
簡単に丸洗いできるのも魅力の1つです。
ただし、圧力の分散がされにくく、起きたら肩や背中が痛くなる人もいます。
また、パイプ独特のトゲトゲ感が苦手な人も多くいるでしょう。
ポリエステル
軽量で安価な素材にもかかわらず、弾力性や保湿性に優れています。
ふわふわで柔らかく、それなりのボリューム感も備えています。
しかし、使っているうちに弾力性が少なくなり、ボリュームも失われていきます。
枕が低くなってしまうので、完全にダメになるよりも早いタイミングで買い替えるのがオススメです。
パンヤ
植物性の天然の素材で、古くから使われています。
弾力性があり、圧力を分散してくれやすいです。
しかし、他の素材と比較すると、ホコリ等が出やすく、アレルギー体質の人には不向きです。
また、通気性が良くないので、熱がこもりやすいです。
竹
通気性が良いので、頭が熱くなりにくいです。
弾力性もあり、しっかりと頭を支えてくれます。
また、汗を吸収してくれる役割ももっています。
ひのき
硬めの素材なので、柔らかい枕が好みの人には向きません。
しかし、ひのきの匂いにはリラクゼーション効果があり、安眠をサポートしてくれます。
また、防湿性も高く、カビや虫も防いでくれます。
最後に ~枕のお手入れは忘れずに~
自分に合った枕を見つけることができても、お手入れを忘れていては、すぐにダメになってしまいます。
普通に寝ているだけでも、枕には、汗・脂汚れ・フケなどが付着していきます。
ダニだってどんどんわいてきます。
お手入れを忘れないようにしましょう。
そこで、1週間に1度くらい、日光にあてることをオススメします。
殺菌効果もありますし、湿気を取り除くこともできます。
※ウレタンなど、紫外線にあてると劣化する素材もあるので、その場合は風通しのよい場所で陰干ししてください。
また、洗濯・手洗いが可能な枕の場合は、定期的に洗うようにしましょう!
まとめ
いかがでしたか?
「自分に合う枕の選び方」「良い枕のポイント」「枕の代表的な素材」について、簡単にご紹介しました。
- 「自分に合った高さの枕」を見つけたい方
- 「良い枕のポイント」を知りたい方
- 「枕の素材ってどんなものがあるの?」という方
ぜひ、当ページを参考にして、「自分に合った枕」を見つけてくださいね!
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