皆さん、こんにちは!
フリーランスの にしすん です。
当ページは、「部屋を清潔に保つ方法・衛生管理方法」について、とても簡潔に分かりやすくご説明しています。
具体的には、以下に焦点を当ててご紹介しています。
- ダニ・カビ・シロアリの予防方法
- 「結露」の予防方法
- シックハウス症候群について
ぜひ、参考にしてみてください!
目次
あなたの部屋は大丈夫?身近に潜む生き物たち
①ダニ
身近に潜んでいる生き物と言えば、まず挙がるのが“ダニ”ですね。
そこら中に無数にいることは知っていても、実際に目に見えないので、あまり気にしていない人がほとんどだろうと思います。
しかし、甘く見ていると、いつかひどい目に遭うかもしれません。
ダニは、夏に活発になりやすいのですが、暖房機器や加湿器の普及により、冬でも活動しやすくなっています。
つまり、1年中、ダニは部屋の中で騒いでいるんです。
皆さんのお部屋にいる代表的なダニは、ヒョウダニやツメダニなどです。
ヒョウダニは、アレルギー性の喘息やアレルギー性の鼻炎、アトピー性皮膚炎を引き起こす原因となることで有名です。
ツメダニは、本来は吸血性のダニではありませんが、よく人間を刺します。
カーペットや畳にうじゃうじゃいます。
他にもたくさんの種類が生息していますが、考えるだけで気持ち悪くなってくるので、割愛します。
とにかく、ダニは人体に有害です。
(実際には、人体に害を与えないダニの方が多いらしいですが、有害なものは有害です。)
特に、普段掃除をしない人は、要注意です。
痒くなったり、アレルギーを引き起こしたり、そんな症状はできれば避けたいですよね?
ダニ発生の予防方法は、実に簡単です。
- こまめに掃除をする!!!
- 部屋の通気性を良くする(ダニは高温多湿を好みます)
- 布団を太陽の下に干す
上記を守るだけでも、ダニの数を随分と減らすことができるでしょう!
②カビ
”カビ”って生き物なの?と思う方もいるかもしれません。
カビは生き物なんです。
以下の3つの条件を満たした場所になら、どこでも繁殖します。
- 適度な温度
- 適度な湿度
- 栄養がある
特に、温度が20℃以上・湿度が70%以上になると、急激に発生しやすくなります。
パッと思いつくのが「お風呂場」ですね。
どれだけお風呂掃除をしようとも、カビが出てくる。
そんな悩みを抱いたことがある方も多いのではないでしょうか?
カビは、食べ物を腐らせるものというイメージが強いですが、人体に有害なものも多いです。
カビが原因で引き起こされる病気の例を挙げてみます。
- 水虫
- 肺アスペルギルス症
- 過敏性肺炎
- 気管支喘息
- アレルギー性鼻炎
- 食中毒
では、カビの発生を予防するにはどうしたら良いのでしょうか?
もちろん、こまめに掃除をすることが1番大事です。
その上で、特に注意したいポイントをご紹介します。
- 浴室やトイレは、換気を忘れない
- エアコンのフィルターは必ず掃除する
- 押入れは、物を詰め込みすぎず、隙間をつくる(すのこを敷くとさらに良いです)
③シロアリ
”シロアリ”は、浴室や洗面所、キッチンなどに潜んでいることが多いです。。
というのも、水を使う場所は湿気が多くなるし、配置の都合上、北側などのジメジメする環境に置かれやすいからです。
そういった場所は、シロアリが食害をする危険性が高いんです。
シロアリは、自然界で大きな役割を果たしているそうですが、家を食い荒らされるわけにはいきません。
できるかぎりの予防はしていきましょう!
- 点検を忘れない!!
- 通気性を良くする
- 湿気をこもらせない
特に、5年ごとくらいに点検をすることが重要です。
もし、今までシロアリ点検を行ったことがないのなら、1度チェックしてみるといいでしょう。
早期の発見が何よりも大切です。
「結露」を防ぐには?
「結露」って、知っているようで知らない人も多いですよね?
「結露」とは、空気中の水蒸気が、冷たい材質(ガラスなど)の表面に水滴として生じる現象のことです。
家の中だと、窓・壁・押入れ・浴室などの仕上げ材の表面に発生することが多いです。
これを「表面結露」といいます。
放置していると、カビが生え、家財などを汚損していきます。
さらに、ダニの発生源にもなります。
また、外壁の内部などに生じる結露もあります。
これを「内部結露」といいます。
内部結露は、木材を腐朽させます。
すると、シロアリの被害に遭いやすくなり、家の耐久性が損なわれていきます。
「結露」が発生しやすい場所
- エアコン付近
- 部屋干しをしている場所
- トイレ
- 洗面所
- 浴室
- 洗濯機付近
- キッチン
- 寝室
- 加湿器を置いている場所
- 靴箱
「結露」を予防するポイント
①水蒸気の発生をなるべく抑える
加湿器の使い過ぎには注意しましょう。
また、洗濯物の部屋干しもほどほどにしましょう。
②暖房を使う場所と使わない場所との温度差を小さくする
「リビングは暖かくて、廊下は寒い」というような状況は、なるべく避けましょう。
③部屋の風通しを良くする、換気を怠らない
風通しを良くしたいのは、リビングだけに限りません。
トイレや浴室の換気扇は、こまめに回すようにしましょう。
「シックハウス症候群」って?
皆さんは、「シックハウス症候群」をご存知でしょうか?
「シックハウス症候群」とは、新築やリフォーム直後の、室内空気汚染によって引き起こされる病気のことです。
主な症状としては、以下のものが挙げられます。
- 頭痛
- 鼻炎
- 喉が痛い
- ゼイゼイする
- 目がチカチカする
- 肌が痒い
- 咳が出る
- 目まいがする
近年の家は、密閉率が高くなるように設計されています。
さらに、建材や家具には、揮発性の化学物質を含んだ防腐剤・接着剤・防虫剤が使われがちです。
新築やリフォーム直後の家に入ると、鼻をつくようなツーンとしたニオイがすることがあります。
これは、放散したホルムアルデヒドやトルエンという揮発性化学物質のニオイであることが多いです。
そして、これらの物質には、たとえ微量でも、人体に有害な成分が含まれる場合があります。
2003年に、改正建築基準法が施行され、ホルムアルデヒドの使用制限や、換気設備の設置が義務付けられました。
しかし、「シックハウス症候群」の危険性が0になったわけではありません。
シックハウスの原因になりやすいものを挙げておきますので、少し注意してみてください。
- 防虫剤
- 芳香剤・消臭剤
- 家具
- 壁
- カーテン
- じゅうたん
- 畳
- 床
- 天井
- 家具や床に塗るワックス
- タバコ
- ストーブ
- 化粧品・香水・整髪料
- 調理に使うガス
- 洗剤
「シックハウス症候群」の予防・対策方法で、最も効果的なのは“換気”です。
もし、家の中で、ツーンとしたニオイがして、体調が悪くなったら、すぐに“換気”をしてみてください!
まとめ
いかがでしたか?
「部屋を清潔に保つ方法・衛生管理方法」について、簡単にご説明しました。
- ダニ・カビ・シロアリの予防方法
- 「結露」の予防方法
- シックハウス症候群について
ぜひ、“掃除”と“換気”を心掛けるようにしてください!
当ページが、皆さんの生活や健康の一助になれば幸いです。