皆さん、こんにちは！
フリーランスの にしすん です。
当ページは、SEOにおける「検索キーワードの重要性」について、とても簡潔に分かりやすくご説明しています。
- ブログやアフィリエイト初心者の方
- 「SEOを実践したいけど、検索ワードの狙い方が分からない」という方
- 「ビッグ・スモールキーワードって何？」という方
ぜひ、参考にしてみてください！
目次
「検索キーワード」の重要性
皆さんは、webページを作るとき（ブログを更新するとき）、「検索キーワード」というものを意識していますか？
作ったページが、どのような「検索キーワード」で検索されたときに上位表示されるのか・されたいのかを考えていますか？
サイトやブログ初心者の方は、あまり意識していないかもしれません。
それはそれで当然です。
まずは、記事をたくさん書き、慣れることのほうが大切です。
記事を更新するのにある程度慣れてきたら、「検索キーワード」を意識してみるといいでしょう。
例えば、「簡単にできるトマト料理の作り方」のページを作りたいなら、
- 「トマト料理 作り方」
- 「トマト料理 作り方 簡単」
- 「簡単なトマト料理 作り方」
などの「検索キーワード」を予想してみることが大切です。
技術的な話はさておき、一体なぜ、「検索キーワード」を意識することが重要なのでしょうか？
簡単に言えば、以下のような理由が挙げられます。
- そのwebページが、たくさんのユーザーに訪問されるため
- webサイト自体の人気を上げるため
- 最終的に、収益増加につながるため
SEOを実践する1つの目標は、人気サイト・ブログへと育てるために「アクセス数」を増やすことです。
というのも、Googleは、アクセス数（サイトがどれくらいのユーザーに訪問・閲覧されているか、トラフィック量）を測定しており、サイトの人気が高ければ高いほど、検索順位が上がる傾向があるからです。
そのため、「ユーザーがどのような検索キーワードで検索しているか」を知ることは、とても重要なことなんです。
「検索キーワード」は、人気サイト・ページをつくる手がかりになり、アクセス数アップにつながり、収益増加にもつながるんですね！
「キーワード調査ツール」について
「検索キーワード」の重要性を、なんとなくでも、お伝えできたでしょうか？
「ユーザーがどのような検索キーワードで検索しているか」を知ることは、人気サイト・ページをつくる手がかりになります。
では、「ユーザーがどのような検索キーワードで検索しているか」を知る方法について、簡単にご紹介したいと思います。
ご紹介したい人気ツールは以下の3つです。
- Google Adwords キーワードプランナー
- アラマキジャケ
- goodkeyword
Google Adwords キーワードプランナー
「キーワードプランナー」は、「入力したキーワードが、Googleでどれくらい検索されているか」を知ることができる、有名なツールです。
※Google Adwordsへの登録が必須です。
狙いたいキーワードの検索需要が分かる他に、「関連キーワード」も教えてくれます。
「関連キーワード」とは、自分が調べたいキーワードに関連性のあるキーワードで、ユーザーの検索数が多いと考えられるものです。
例えば、「トマト」と入力した場合、
- 「トマト レシピ」
- 「トマト スープ」
- 「トマト ソース」
- 「トマト缶」
- 「トマト パスタ」
- 「トマト 育て方」
などの「関連キーワード」が出てくるでしょう。
他にも、各関連キーワードの「平均月間検索数」「競合率」「アドワーズ広告の推奨入札金額」なども分かります。
「検索キーワード」情報を調べるのにこれ以上のツールはありませんが、残念ながら、一部サービスが有料となってしまいました。
有料となると、ブログやサイト初心者の方にとっては、少しハードルが上がりますね。
そこで、無料で使える、オススメの「検索キーワード調査ツール」をご紹介します。
アラマキジャケ
無料のSEOツールとして、私もよく利用しているのが「アラマキジャケ」です。
キーワードの「月間推定検索数」を調べることができます。
さらに、検索順位ごとの「月間アクセス予測数」も知ることができます。
「このキーワードで1位を獲得したら、月にどれくらいのアクセス数が見込めるのか」を把握できるわけです。
また、数は少ないですが、関連キーワードも表示してくれます。
goodkeyword
アラマキジャケと同じく無料で使える便利なツールが、「goodkeyword」です。
「関連キーワード」を一気に調べることができます。
そして、出てきた「関連キーワード」をクリックすると、さらにそのキーワードで再検索してくれる機能まで付いています。
また、検索ボリュームの推移も確認することが可能です。
お気に入り登録をして、いつでも使えるようにしておくのがオススメです！
「3つの検索方法」について知ろう！
「検索キーワード調査ツール」を使うことで、「ユーザーがどのようなキーワードで検索しているのか」を把握できます。
すると、検索キーワードには、いくつかのタイプがあることが分かります。
「ユーザーが、どのような思いで何を検索するのか」によって、検索方法は変わるんです。
ここでは、大きく3つのタイプに分けてみます。
- 指名検索
- 購入検索
- 情報検索
では、それぞれの検索方法について、簡単にご説明していきます。
「指名検索」
「指名検索」とは、企業名・サービス名・ブランド名等の固有名詞での検索のことです。
例えば、「Amazon」や「楽天市場」というキーワードでの検索です。
全検索のうちの1割を占めると言われています。
元々購買意欲の高いユーザーが検索するキーワードなので、成約率が高く、経済価値が最も高い検索方法だと言われています。
本を買う場合に、「本 通販」と調べるのではなく、「アマゾン 本」という調べ方をする人もいます。
また、ブログを始める際に、「ブログ 無料」と調べるのではなく、「はてなブログ」という固有名詞で調べる人も多いです。
「購入検索」
「購入検索」とは、モノやサービスを購入するときに検索するキーワードでの検索のことです。
例えば、「水 通販」「歯医者 新宿」「航空券 予約」「賃貸マンション 横浜」というキーワードでの検索です。
この検索方法も、全検索のうちの1割を占めます。
「指名検索」に次いで2番目に成約率が高く、経済価値が高いと言われています。
そのため、多くの企業が、「購入検索」のキーワードで上位表示を狙っています。
「購入検索」のキーワードは、ユーザーにとって必要な商品やサービスを見つけるためのキーワードです。
今すぐに欲しい商品かもしれないし、悩みや問題を解決するためのサービスかもしれません。
そのため、「儲かりやすいキーワード」と言えます。
ということで、競争率が非常に高いです。
つまり、「購入検索」のキーワードで上位表示を狙うことは、とても難しいです。
ブログやアフィリエイト初心者の方にとっては、「書きやすいキーワード」である一方、「上位表示をさせにくいキーワード」でもあるんですね！
「情報検索」
「情報検索」とは、ユーザーが疑問を解決するために検索するキーワードでの検索のことです。
例えば、「履歴書 書き方」や「頭痛 原因」というキーワードでの検索です。
全検索のうちの8割を占めます。
直接的には売上につながりにくいキーワードなので、軽視されがちです。
しかし、「情報検索」のキーワードは、アクセス数を確実に伸ばし、Googleによるサイト全体の評価向上につながる手がかりでもあります
「情報検索」のキーワードで上位表示を狙うことは、SEO成功への第1歩と言えるでしょう！
「ビッグ・ミドル・スモールキーワード」とは？
上位表示を狙う「検索キーワード」を考えるとき、必ず意識したいことがあります。
それは、「上位表示の難易度」です
「検索キーワード」には、大きく3つの分類方法があります。
- ビッグキーワード
- ミドルキーワード
- スモールキーワード
「ビッグキーワード」が最も上位表示の難易度が高く、「スモールキーワード」は比較的上位表示を狙いやすいです。
それぞれ簡単にご説明します。
「ビッグキーワード」とは？
「ビッグキーワード」とは、検索回数も検索結果数も多い、メジャーなキーワードのことです。
厳密な定義はありませんが、大抵の場合、「一語の単体キーワード」だと考えても大丈夫でしょう。
例えば、以下のようなキーワードです。
- 「ダイエット」
- 「横浜」
- 「生命保険」
- 「サッカー」
- 「頭痛」
競争率が非常に高く、上位表示を狙うのが困難なキーワードです。
「ミドルキーワード」とは？
「ミドルキーワード」とは、上位表示の難易度において、「ビッグキーワード」と「スモールキーワード」の間くらいのキーワードを指します。
例えば、こんな感じです。
- 「ダイエット 野菜」
- 「横浜 一人暮らし」
- 「頭痛 原因」
「スモールキーワード」とは？
「スモールキーワード」とは、検索回数も検索結果数も少ないキーワードのことです。
「2・3語の複合キーワード」である場合が多いです。
例えば、以下のようなキーワードです。
- 「ダイエット 野菜 おすすめ」
- 「カフェ 横浜 安い」
- 「頭痛 薬 使用感」
競争率が低いので、比較的上位表示を狙いやすいキーワードと言えます。
「ロングテールSEO」について
たくさんの企業・人が、「ビッグキーワード」での上位表示を目指しています。
しかし、「ビッグキーワード」は競争率が高いため、短期間で上位表示を狙うのが非常に困難です。
特に、初心者の方ならなおさらです。
「ビッグキーワード」での上位表示ばかりを目指すことは、挫折につながるリスクを高めかねません。
そこで、「ロングテールSEO」という考え方をご紹介します。
「ロングテールSEO」とは、ビッグキーワードでの上位表示ばかりを目指すのではなく、スモールキーワードでの上位表示をたくさん狙っていくSEO手法です。
スモールキーワードの欠点は月間検索数が少ないことですから、1ページ1ページの訪問ユーザー数は少ないかもしれません。
しかし、スモールキーワードで上位表示させたページが増えれば増えるほど、サイト自体への訪問ユーザー数は増えていきます。
すると、「たくさんの訪問者がいる人気のサイトだ」とGoogleが評価してくれるので、最終的には、ビッグキーワードでも上位表示が狙えるようになります。
つまり、「スモールキーワードでの上位表示を増やす⇒ミドルキーワード⇒ビッグキーワードでの上位表示実現」というボトムアップ戦略が、「ロングテールSEO」です。
初心者の方は、ビッグキーワードでの上位表示ではなく、スモールキーワードでの上位表示を増やすよう意識してみることをオススメします。
まとめ
いかがでしたか？
SEOにおける「検索キーワードの重要性」について、簡単にご説明しました。
- ブログやアフィリエイト初心者の方
- 「SEOを実践したいけど、検索ワードの狙い方が分からない」という方
- 「ビッグ・スモールキーワードって何？」という方
当ページが、皆さんの生活や学習の一助になれば幸いです。