【初心者向け】コンピュータウイルスとは?ウイルス対策の基本!

セキュリティ 文字

皆さん、こんにちは!

Webマーケターの にしすん です。

当ページでは、コンピュータウイルスについて、初心者向けに解説しています。

・「コンピュータウイルスって何?」

・「マルウェアって何?」

・「素人でもできるウイルス対策が知りたい!」

こういった方々に最適な記事かと思います。

ウイルスについて知っているのと知らないのとでは、ウイルス予防策と、感染時の対処方法に差が出ます。

基本的なことにしか触れていませんが、ぜひ、参考にしてみてください。

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コンピュータウイルスとは?

パソコン 設計図

パソコンに慣れてない人が、「ウイルス」と耳にした場合、何を思い浮かべるでしょうか。

基本的には、「人間に害を及ぼすウイルス」だと思います。

インフルエンザウイルスなどです。

実は、「コンピュータに害を及ぼすウイルス」も存在するんです。

もちろん、人体に害は及ぼしませんし、空気中に漂っているわけでもありません。

ただ、人に感染していく様子に似ているため、「コンピュータウイルス」と呼ばれるようになりました。

パソコンがこのウイルスに感染すると、個人情報が流出したり、重要なデータが壊れたり、勝手にメールが送信されたり、厄介なことが起こります。

経済産業省のコンピュータウイルス対策基準によると、コンピュータウイルスは以下のように定義されています。

第三者のプログラムやデータベースに対して意図的に何らかの被害を及ぼすように作られたプログラムであり、 次の機能を一つ以上有するもの。

(1)自己伝染機能
自らの機能によって他のプログラムに自らをコピーし又はシステム機能を利用して自らを他のシステムにコピーすることにより、 他のシステムに伝染する機能

(2)潜伏機能
発病するための特定時刻、一定時間、処理回数等の条件を記憶させて、発病するまで症状を出さない機能

(3)発病機能
プログラム、データ等のファイルの破壊を行ったり、設計者の意図しない動作をする等の機能

出典:経済産業省)コンピュータウイルス対策基準

簡単に言えば、コンピュータウイルスとは、以下3つの機能を1つ以上有した、悪いプログラムのことです。
①自己伝染機能(他のシステムに伝染する機能)
②潜伏機能(発病するまで症状を隠す機能)
③発病機能(第三者のプログラムやデータに対し、何らかの被害を及ぼす機能)

代表的なコンピュータウイルスは、以下の通りです。

ファイル感染型
実行型ファイル(exeやcomなど)に感染するウイルス。上書き型(元のファイルに上書きして感染するタイプ)と追記型(元のファイルの一部に付着するタイプ)がある。基本的に、上書き型は復元できないが、追記型の場合、付着した不正コードを削除する等して復元することも可能。
ブートセクタ感染型
ブートセクタ(OSを起動するためのプログラムが書き込まれているもの)に感染するウイルス。
マクロウイルス
アプリケーションのマクロ機能(WordやExcel等のソフトに用意されている機能。定型的な操作を自動化する機能。)を悪用して作られたウイルス。文書ファイルに感染するので、メールに添付され拡散していくケースも多い。添付ファイルを開くときは、注意が必要。
トロイの木馬
通常のように機能させながら、利用者が気づかないうちに、プログラムの一部を入れ替え、データの悪用や流出等を行うウイルス。知らないうちに、バックドア(後述)が作られているケースも多いです。
ワーム
ネットワークを通じ、コンピュータ間を移動しながら、自己増殖を繰り返し、破壊行為をするウイルス。自分以外のプログラムに寄生することはなく、単独で感染していきます。他のウイルスと比べても、感染力は強い。

マルウェアとは?

データ通信 回路

マルウェアとは、悪い目的のために作られた不正プログラムの総称です。

つまり、先ほどのコンピュータウイルスも、マルウェアの一種と考えることができます。

代表的なマルウェアは、以下の通りです。

スパイウェア
個人情報(コンピュータのIPアドレスや、Webサイトの閲覧履歴等)を集め、外部へ送信してしまう不正プログラム。
ランサムウェア
勝手にファイルやデータの暗号化を行い、ファイルやデータにアクセスできないようにして、元に戻すためのお金を要求するソフトウェア。
ボット
感染したコンピュータが、外部からの指令により、迷惑メールの送信・特定のサイトへの一斉攻撃(Dos攻撃)等を行う。
バックドア
通常のアクセス経路とは別に、コンピュータシステムに不正ログインするために作られた侵入口、裏口。

ウイルスの予防方法・対処方法

パソコン 光 青

ウイルスの予防方法を知ることは、インターネットが身近に存在する現代において、非常に重要です。

パソコンもスマホも、自分で守らなければなりません。

素人でもできるコンピュータウイルス対策の中で、特に重要なのは、以下の2つです。

①ウイルス対策ソフトの導入

無料のウイルス対策ソフトもありますが、市販の有料ウイルス対策ソフトを導入することをおすすめします。

つまり、ウイルス対策ソフトを購入し、自分のパソコンにインストールするわけです。

ウイルスの検知・予防・対処など、幅広く活躍してくれます。

その際の注意点は、次の通りです。

・ウイルス対策ソフトは、常に稼働させておく。
・定期的にウイルスチェックを行う。
・ウイルス定義ファイル(ウイルスを識別するファイル)は、常に最新版にしておく。

様々なウイルス対策ソフトがありますが、初心者におすすめなのは「ウイルスバスタークラウド」です。聞いたことがある人も多いでしょうか?

サポートが充実しており、困ったときに解決策がすぐに見つかるのがポイントです。

②ソフトウェアは、常に最新版にしておく

ソフトウェアを常に最新版にしておくことで、ウイルス感染のリスクを下げることができます。

「ブラウザやOSを更新・アップデートしてください」というメッセージは、見逃さないようにしましょう。

また、スマホの場合でも同様です。OSやアプリのアップデートは必ず行ってください!

アップデートを怠ると、脆弱性(セキュリティ上の弱点)が見つかってしまい、そこをウイルスに突かれてしまいます。

※感染後の対処方法は?

また、ウイルスに感染してしまったときの対処方法も、しっかりと頭に入れておきましょう。

ウイルスに感染したら、まずはネットワークから切り離すことが最優先です。

そうしないと、ウイルスの感染が拡大して、手の付けようがなくなる危険性があります。

その後、初心者の場合、ウイルス対策ソフトのメーカーさんや、専門家に相談することが望ましいと思います。

まとめ

いかがでしたか?

コンピュータウイルス」について、簡単にご説明しました。

・「コンピュータウイルスって何?」

・「マルウェアって何?」

・「素人でもできるウイルス対策が知りたい!」

このような疑問が少しでも解決されていたら嬉しいです。

ウイルスについて知っているのと知らないのとでは、ウイルス予防策と、感染時の対処方法に差が出ます。

当ページが、皆さんのウイルス対策の一助になれば幸いです。

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